リーフレタスの苗

このたびはリーフレタスの苗をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。苗の品種や育て方などをご紹介いたします。

リーフレタス

ヨーロッパの在来種で、育てやすい非結球のレタスです。FARM25では、結球タイプのレタスではなく、非結球タイプのリーフレタスを扱っています。結球するタイプは露地で地植えにすると、どうしても巻きの内側にナメクジなど様々な生き物の寝ぐらとなってしまうので、巻かないタイプのレタスのみ育てています。

レッドサラダボウル 

レッドサラダボウル リーフレタス

切れ込みの深いレタスで、やわらかく苦味が出にくい品種です。葉色は濃い赤紫色です。日差しを多く浴びると、紫外線に反応して赤紫色が濃くなります。1880年代から栽培の続く伝統品種です。

フリンジーグリーン

フリンジグリーン リーフレタス

葉縁がフリル状に縮れるヨーロッパで代表的な緑色のリーフレタスです。柔らかくて食味が良く、育てやすいレタスです。グリーン系のレタスはどうしても虫がつきやすいのですが、この品種は比較的虫がつきにくいです。

ロロロッサ

ロロロッサ リーフレタス

サニーレタス系で葉はチリチリ。色合いは赤みがかった薄い緑色のリーフレタスです。

オークリーフ レッド

オークリーフ レッド

やわらかい葉が特徴のオークリーフレタス(非結球)です。葉色は濃い赤紫色です。生育の揃いが良い品種です。日差しを多く浴びると、紫外線に反応して全葉が濃い赤紫色になります。室内など日陰で育てると緑葉が混じるようにます。

フレックルオーク

フレックルオーク

緑色の葉に赤いフレックル(そばかす)が入ったオークリーフレタスです。サラダのアクセントになります。

育て方

まず、買ってきた苗には水をたっぷりあげてください。すぐに植え付けなくてもしばらくは大丈夫です。

鉢またはプランターに植える場合

鉢のサイズ:7号(直径21㎝)鉢に1株
コンパクトに育てたい場合は、6号鉢(18㎝)でもOKです。
スリット鉢がおすすめです。鉢底石も不要です。

プランターのサイズ:60㎝のプランターで2〜3株だと大きく育ちますが、チドリ(交互に)にして5株くら植えても小さめに多品種楽しめます。

① 鉢またはプランターに鉢底石を入れる。

② 市販の培養土を入れ、水をしっかりかける。

③ 植え穴をあけ、苗をポットから出して植えつける。

④ 水をたっぷり与える。

地植えにする場合

① 土に腐葉土を混ぜてほぐして畝を少し立てる。(ちょっと小高くしておけばOK)

② 植え穴をあけ、植え穴に水をまく。

③ 苗をポットから出して植えつける。

④ 水をたっぷり与える。株元に刈り草などを敷いておくと土壌が乾燥しないので、水やり不要で管理できます。

真夏の暑い時期は半日陰の方がよく育ちます。日当たりが良い場合は、暑さでしおれやすくなるので、黒い寒冷紗をかけたり、よしずで影を作ってやるとうまくいきます。

真夏でも黒い寒冷紗で日陰をつくる
▲トンネル支柱に黒い寒冷紗を被せただけの簡易なものでOK

収穫

株ごと収穫せずに、必要な量の葉を外葉から少しずつ収穫すると、長期に渡って収穫できます。董立ちしたら、根元数センチを残して収穫すれば、新しい株がまた出てきて復活します。外葉を収穫するほどにガッチリとした株に育っていき、1株でも十分長く楽しめます。