日々のお世話

基本は何もしません。見守るだけです。

水やりしない

せっかく地植えなのですから、水やりはしません。作物の株元に刈り取った草などを敷き詰めて、土が剥き出しにならないようにしていれば、よほどの日照りじゃない限り、水やりは不要です。ただし、胡瓜などは、水やりするとどんどん育って楽しいのも事実です。

植え付けたばかりの小さな苗は、様子をみて適宜水やりしてください。暑そうだったら、大きめの鉢で影をつくり、定着するまで直射日光を遮ってあげてもOKです。

水やりを自然に任せると、植物の根は深くしっかりと伸び、たくましい子に育ちます。

風が通るようにする

自由にしておいてもいいのですが、風通しが悪くなると、人と一緒で、いいことがありません。混み入っているところは、適宜、刈り取って風通しを良くしましょう。

FARM25では、土留めも兼ねて、作地の周囲をグルッと緑肥で囲んでいます。これが夏はどんどん伸びますので、週に1、2回はバッサリ下まで刈り取っています。暑い日はちょっとくじけますが、夕方、日が落ちた頃を見計って刈り取ります。マルチングの材料には事欠きません。

刈り取った草は戻す

刈り取った草や、収穫後の残渣はゴミに出してはいけません。とてもいい肥料になります。

草は、作物の株元に常に置くようにします。稲ワラでマルチングする代用になります。収穫した野菜の残渣は、通路にそのまま置いて上を歩くようにしたり、土に埋めて堆肥化します。

土に埋める場合には、土が5センチほどかかった状態が、もっとも効率よく分解されます。太い茎などは、なるべく小さく切ると分解が早まります。また、一緒に家庭の生ゴミや米糠を入れるとどんどん分解され、夏場であれば2〜3ヶ月で濃厚な堆肥となります。そばに植えた作物がどんどん大きくなります。

以上です。

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