野良着について

農作業をする時には、どんな格好をするのか?

まあ、小さな農のある暮らしでは、普段着のままで基本オッケーなのですが、それでも今日は苗植え付けたり、土づくりをガッツリやるぞ!って時には、どんな格好でやるのがいいのか?

FARM25の定番野良スタイルはこんな感じです。

FARM25野良着
 

真夏でも肌の露出は避け、全身を隙間なくカバーします。

上着

速乾性の山用インナーTシャツ
ダンガリー風の山シャツ長袖

上は基本、登山用品を愛用しています。上の写真の黒いインナーTシャツ、山シャツともにTHE NORTH FACEの製品です。しっかりしている上に、UVカット率も表記され、縫い目からのUVも考慮されています。高地の紫外線量は、平地よりもはるかに多いので、登山用衣類には高度な紫外線対策がされています。モンベルのウイックロン・ライトシリーズの長袖山シャツも、UVカット率90%以上なのに通気性があって涼しく快適です。洗ってもすぐに乾くので(脱水機にかければ1時間ほどで乾く)真夏は本当に助かります。

ズボン

久留米絣のモンペ(白あられ)

モンペに勝るものはありません。真夏も真冬もこれ一択です。真夏に履くにはちょっと厚い生地なのですが、人間の下半身は上半身に比べて鈍感なので気になりません。むしろこのくらい生地に厚みがないと、ズボンの上からバンバン蚊に刺されてしまうのです。冬はズボンの上にモンペをはいて、汚れカバーのようにして使っています。

帽子

JAで売ってる農家の定番麦わら帽子

こちらは自然農法の現存する第一人者・川口由一翁が被っていたのと同じタイプです。翁の畑をお訪ねした際に被っていらしたのを見て、同じものを探しました。大きめですが、涼しい! このままだと頭皮や毛髪が日焼けするので、紺色の手拭いを頭に巻いてから被ります。5月以降は蚊が出てくるので、アウトドア用の防虫ネットを麦わら帽子に装着して被ります。

夏以外は、見た目の問題で布製の帽子を被りますが、裏に紫外線防止の黒い布が貼ってあるタイプがおすすめです。こちらは無印良品の帽子。

とにかく顔よりも頭頂が日焼けするのです。カラーリングもすぐに退色してしまいます。頭頂対策は必須です。

グローブ

園芸店などで売っている500円くらいのガーデニンググローブ。手のひら側がゴム引きになっているものがおすすめです。手の甲側は布製の方が蒸れずに快適です。

ホームセンターで2000円ほどで購入したショートタイプガーデニングブーツ。小さな庭先での農作業なので、脱ぎ履きのしやすいものが便利です。夏も冬も、晴れの日も雨の日も雪の日もこれ一足です。

靴下

どんなに暑くても靴下は必ず履きます。蚊は足首が大好き。刺されまくりますので、しっかりした厚さのあるレギュラー丈の靴下は必須です。

こんな感じで農作業していますが、ポイントはしっかりした厚みのある生地で全身を覆い、汚れ、紫外線、虫から皮膚を保護するということです。

よろしくどうぞ。