種まきのポイント
種まきのポイントは3つです。
1 タネが好光性か嫌光性か
タネには発芽に光が必要な好光性のタネと、光が必要ない嫌光性のタネがあります。好光性のタネは覆土しません。
2 土とタネを密着させる
タネの乾燥を防ぎ、発芽率が高まります。
3 刈り取った細めの草をかぶせる
草が日射を遮るだけでなく、夜露を蓄えて、朝になると自動灌水の役割を担ってくれます。
タネの蒔き方
好光性のタネ
小さくて軽いタネが多いのですが、特にレタス。レタスは土をかけるとなかなか発芽しません。根を伸ばして発芽するために、土の中から地表に向かって大きく動くエネルギーをあまり蓄えられないタネです。
タネには覆土しません。そのまま土にばらまきます。タネを蒔いたら手のひらで押さえて土と密着させます。
細めの草をパラパラとかぶせておきます。あまり厚くかぶせると暗くなるので、明るさを残しつつ草で乾燥から守る感じです。
嫌光性のタネ
蒔き床に2センチくらいの穴やスジをあけ、そこにタネを蒔いて覆土します。だいたいタネの大きさの2倍くらいの土をかけます。そして、その上を歩いて、しっかり土を踏み固めます。
「えーっ」と思うかもしれませんが、こうすることで、タネと土が密着して発芽率が高まります。スカスカだと、タネが発芽途中で乾燥してしまうからです。
ギシギシ歩いて、密着させたら、こちらも細めの草をかぶせておきます。こうすることで、発芽した際に水やりする手間が省けます。草が日射を遮るだけでなく、夜露を蓄えて、朝になると自動灌水の役割を担ってくれます。
自然農法の畑では以上ですが、小さなFARM25では水道のホースが行き渡るので、仕上げに水もたっぷりあげちゃいます。(←邪道・甘やかし)
苗の植え付け
苗の植え付けのポイントは、苗と植え穴に水をしっかり含ませることです。
水が引けない広い畑の場合
バケツに水を張って苗をポットごと沈め圃場に運びます。そして植え穴に植えていきます。
散水できる場所の場合
まず植え穴に水を流し込みます。その間にポット苗は水やりしておきます。植え穴の水が引いたら、苗を植えます。
刈り取った草を敷く
苗を植えたら、苗の周りに周辺で刈り取った雑草を敷き詰めます。こうすることで、タネまきと同様に水やりが必要なくなります。でも、FARM25は心配性なので、ついつい過保護に水やりしてしまいます。この辺はお好みで。