チャイブ(西洋アサツキ)は、東京だと4月後半になると薄衣を脱ぐように開花します。
開花の様子は、やはりネギ。葱坊主と同じです。
ポンポンと咲く薄紫色の小さな葱坊主。直径は3センチくらい。風に揺れる姿が可憐すぎます。ヒガンバナ科なので、ちょっと彼岸花っぽい雰囲気もありますよね。
こちらももちろん食べられます。味はマイルドなネギ味。チャイブの葉を刻んで使うのと同じように、薬味のネギ的に使うのがおすすめです。冷奴に散らしたり、ドレッシングに混ぜたり、ジャガイモのポタージュに散らしたり。ピンクが映える一品になります。オムレツにたっぷり入れても美味しいですよ。あとは、ポテトサラダ。オニオンスライスの代わりに入れるとグーです。ディップやクリームチーズ、ムサカにも合います。もう無限に使えるハーブです。
一度植えると鱗茎で増えますが、はびこるほどではありません。冬になると地上部は枯れますが、耐寒性があるので、立春を過ぎるとニョキニョキと出てきます。花壇の縁どりにもぴったりで便利なハーブです。